Vol.05
真贋と確信
Vol.052027年9月1日

真贋と確信

真贋と確信 — グレーディング・認証・コレクターの判断力

コインの真偽を問う問いは、市場の信頼の問いでもある。PCGS・NGCの役割、パティナの読み方、そして「確信」を培うコレクターの認識論を探る秋号。

50 pages/8 articles
Editor's Letter

「確信」は感情ではありません。証拠の積み重ねと、それを読む訓練された目から生まれるものです。 鑑定士の仕事は、その確信を次の人に手渡すことです。

In This Issue
  1. 01

    「本物」とは何か

    コインの真正性を証明するとはどういうことか。金属組成の分析、打刻の深さ、パティナの形成パターン——真贋鑑定は化学と歴史と直感の総合的な判断行為です。

    Rare Coin Auction Editorial/6 min read
  2. 01

    グレーディングの哲学(延長版)

    コインのグレードは、数字ではありません。物語の要約です。

  3. 02

    Specialist Voice — 「偽造検知の最前線」

    現代の精巧な偽造コインは、表面分析だけでは見抜けないものが増えています。元素分析・X線蛍光・3Dスキャンを組み合わせた多層的な検証が、今日の鑑定の標準となっています。

    中村研二(仮名)/7 min read
  4. 02

    Specialist Voice — 「偽貨を見抜く技術」

    私の仕事は、偽物を探すことではありません。本物を深く知ることです。

  5. 03

    ある委託者の物語 — 疑念と確信

    20年間「本物」だと信じていたコインが、鑑定に出した結果「疑問あり」の判定を受けたとき、あなたはどうするか。ある委託者が経験した真贋判定の10週間。

    Rare Coin Auction Editorial/5 min read
  6. 03

    ある委託者の物語

    小野寺慎二さん(仮名・64歳)は、元刑事です。

  7. 04

    PCGS / NGC とスラブの時代

    1986年、コイン収集の世界は静かに変わりました。

  8. 05

    真贋と確信——コレクターの成長

    どこかで線を引かなければなりません。