オークション当日に会場またはオンライン配信に参加できない場合、あるいは感情的な判断を排除して冷静に入札を行いたい場合に有効なのが、メール入札(郵送入札)および事前入札(代理入札・アブセンティー・ビッド)です。本ガイドでは、この入札形式の仕組みと、最大限の落札確率を高めるための戦略を解説します。
メール入札と代理入札の違い
「メール入札」は封書・Eメール・オンラインフォームで入札書類を提出し、ハウスがその書類に基づいてオークションを運営する形式です。一方「代理入札(アブセンティー・ビッド)」は、ライブ競り型オークションに対して事前に最高入札額を提出し、ハウスのスタッフが競り当日に代理で入札する形式です。どちらの場合も、提出する最高額が実際に支払う上限となります(セルフレベリングにより、必要以上の高額を支払うことはありません)。
入札額の設定戦略
メール入札・代理入札の成功の鍵は、「適切な上限額の設定」です。エスティメート(推定落札価格)の1.1〜1.5倍を目安に設定するコレクターが多いですが、特定の銘柄への強い執着がある場合はそれ以上の設定も選択肢となります。重要なのは、設定額が「バイヤーズプレミアム・消費税を含む総支払額ベースで予算内に収まるか」を事前に計算しておくことです。オークション参加ガイドの手数料計算の項も参照してください。
メール入札の実際の手順
Rare Coin Auctionでのメール入札手順は以下の通りです。①カタログでご希望のロット番号と最高入札額を確認する。②事前登録(KYC完了)済みの入札者IDを用意する。③入札フォーム(オンライン or 書面)にロット番号・最高入札額・入札者ID・連絡先を記入する。④締切日時(オークション開催の24〜48時間前)までに提出する。⑤落札後、メール・電話で落札通知が届く。⑥請求書に従って規定期間内に支払いを完了する。海外からの入札も同じ手順で対応しており、英語でのサポートも可能です。詳細はオークションページよりお問い合わせください。
次の一歩へ
本記事で解説した知見を、実際のオークション体験・ショップでの購入・定期ニュースレターで深めていただけます。